健太のこと

本日は我が家の猫-健太(けんた)のお話です。

Poemを書いてみました。
『健太（けんた）の罪状』　という題です。
最後は感謝していますので、皆様安心を。

umakai_oohashi

絵は、二階の物干しの米櫃（こめびつ）の上に寝るcat-健太（けんた）（雄６歳）を描いたものです。
暑いため、このステンレスの箱の上が昼寝にお気に入りです。
でも決して、深くは寝ていません。狸寝入りです。
しっぽはパタパタと、涼をとるために前後させています。
スケッチと写真を極度に嫌うため、そおっと忍び寄ります。

健太は、一昨日(2005/7/23)、去勢手術を受け、一泊して帰ってきました。

しかし、しかしであります。
あまり以前と変化がなく、雄ネコを追いかけ回しています。
部屋の中でもかまわず、おしっこをひっかけます。
ほんとうに手術の効果があったのでしょうか。

『健太（けんた）の罪状』　

健太よ・・御前は、
なんとわがままな子だ。
嫌いなものは嫌いとスパッと言える。
このような人間になりたいと、場合には人生の進路を変えてしまう力を持つ。

健太よ・・御前は、
なんと鼻が利く。
和え物のナスにも手を出してしまう。肉汁がしみこんでいたのだ。くんくんと鼻を忙しげに動かす。
このような人間になりたいと、ソムリエを目指すが、悲しいかなどのワインも同じ味がする。

健太よ・・御前は
なんとがんこで、うるさい。
夜中の２時、３時に帰ってきては、家人に食事を請求する。戸を開けるまで鳴いたままだ。
このような人間にならないように、早く帰ろう。

健太よ・・御前は
なんとグルメか。
残した食材には一切手をださない。
キャットフードであれば、肉汁したたる、開けたてものしか手をださない。
人間は、がまんして冷蔵庫のものを食べるというのに。たまには嫌だといってみたい。

健太よ・・御前は
何を勘違いしている！
家人が出かける時、バタバタそわそわしている時、
自分も、とばかり、あちこちおしっこをかけることを”仕事”だとおもっているのを。
勘違いでしょ。モウ。

健太よ・・御前は
おかあさんの顔におしっこをひっかけるのだけはやめときなさい。
一番長く接する同居人なのに。
間違ってもおしこっをひかっけてはいけない第一人者でしょ。

あゝぼくも、ひっかけたい人はいっぱいいるよ。

健太よ・・御前は
なんて自由だ。
家の中で、松の間、梅の間、・・専用の部屋があちこちにある。
そこで昼寝だ。
あるときは２階のカーテン越しに、道路を行く敵を監視している。
おす、メスの区別がどうしてわかる。
人間の世界では、もう少年でもわけがわからなくなってきているというのに。

近所の猫たちよ。
我家の庭や、物干しが通路になっている。
家の中にはいらないでほしい。
　そ、そのキャットフード。健太のものですヨ。
　　ど、どうして、網戸を開けて入ってくる！モウ。
　　　パンダのようにかわいい顔をしている猫もいる。
憎めないものだ。

しかし、我々が、認知症一歩手前軍団に所属しているのにかかわらず、
御前は、われわれと対等に！　付き合ってくれている。
ありがたいんものだ。
御前を生かすために、ふけるわけには行かないのだから。

と、最後は感謝の気持ち。
猫よ、さんざん悪さをしておくれ！

終わり。

catのアニメーション・・こんな風にいたずら好きです。

kenta